ひなまつり
3月4日は、一日遅れで桃の節句のお祝いをしました。この週のストラスブールは真冬に戻ったような寒さでしたが、少しずつ日が長くなって春の気配を感じる季節になってきました。
アルザス補習授業校の保護者が貸してくれた本物のひな人形にしげしげと見入る子供たち。小さな目鼻の白いお顔に色鮮やかな衣装の人形、楽器や嫁入り道具など、細部まで丁寧に作られた雛飾りは、見ているだけで遠い日本まで行ったような気分にしてくれます。
イベント係が準備する各行事の説明は、いつも新しい発見の時間です。どうして菱餅?どうしてこの色使い?といった解説に、子供も保護者も一緒に聞き入りました。
写真やクイズを交えたわかりやすい説明で、知っていたようで実はあまり詳しいことは知らなかったひな祭りの由来について、みんなしっかり学ぶことができました。
最後はおいしいひなあられで締めくくり。卒業生や保護者が寄付してくれた四色のひなあられをみんなでいただきました。入れ物もの保護者が手分けして作った折り紙製です。
令和4年度も残りあと少し。毎週土曜日の朝に早起きをして通ってくる子供たちにとって、アルザス授業補習校が楽しい学びの場になるようにとたくさんの工夫を凝らした企画をしてくれているイベント係の皆さん、いつもどうもありがとうございます。
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アルザス補習授業校は、非営利団体(Non-Profit Organisation)が運営している日本政府援助対象校です。国語学習の場であると同時に、日本文化を大勢の仲間と一緒に体験できる場でもあり、親にとっては教育や海外生活に関する情報交換の場にもなっています。通学希望の方はこちらをご覧ください。https://www.alsace-hoshuko.org/nyuugaku-annai
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