小中学部 特別講義『固有種が教えてくれること』
11月26日の5組(小学5年生の教科書を使用するクラス)では、Zoomを使用し日本にある一般財団法人・公園財団様の研究員の方の協力の元、オンライン授業セッションを行いました。
5年生の教科書で学習をする『固有種が教えてくれること』と言う単元を学習後、日本固有の動物たちの絶滅危惧種などやフランスと日本の動物の違い、そして動物をめぐる環境問題について考える時間を持ちました。
協力をして下さった一般財団法人・公園財団の中にあるプロジェクトワイルドJAPAN事務局は、アメリカ発の環境教育プログラムを導入されている日本の財団です。
このオンラインセッションを担当して下さった、研究員の方が実際に向かわれた各地方の経験や実体験を写真を使用してご紹介くださいました。
身近な動物である、蟻(アリ)や雀(スズメ)の日本とフランスの違い。
そして、日本その中でも沖縄や小笠原島固有の動物であるヤンバルクイナやリュウキュウアオヘビ、オオガサワラオオコウモリの説明を子供たちにして下さいました。
1時間と少しの限られた時間の中で、研究員の方とのディスカッションや質問も交わす事ができました。
その中でも地球上にはたくさんの生物がいる事(生物多様性)、食物連鎖や食物網と言う言葉を通しての人間の豊かな暮らしはさまざまな生き物に支えられている事、気候変動による小さくは無い生物そして人間への影響を伝えて下さいました。
最後に、日本で発売されている日本固有種の切手のパンフレットや、奄美の黒うさぎのピンバッジそして動物モチーフのポストカードをプレゼントして下さりました。
教科書の単元から広がっていく、環境についての特別講義でした。
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